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2021.09.26
地震に強い家は、あたりまえ?
おはようございます。
9月も月末になり、コロナに振り回されている日々をはやく脱却したいですね。
当社は、感染対策をして営業しております。
地震大国日本で、被災してしまう確率は高いのです。
地震だけでなく、台風や風水害も温暖化によりますます
多発して被害拡大していくようになります。
千葉県内もがけが崩れそうな所を、土砂災害危険区域を指定しました。
どんなことを注意して家づくりを考えていくか
知っていると知らないことの差で知っていると安全対策、減災に役立ちます。
繰り返す災害に負けない家づくり
我孫子市で創業36年 W断熱と塗り壁で創る
自然素材家 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
ハザ―ドマップをみて、揺れやすいところ、がけ崩れ、水害が発生しそうな
エリアは昔と違い整備されて有る程度はわかるようになりました。
各行政の窓口にマップが置かれていると思います。
土地探しの時に、水に関する字地名、泉とか、谷、川、田、堤、池、澤
は、低地であったりもします。都市部の治水事業で昔ほど、水害が
発生するリスクも減ったように思えますが、ますます、異常気象で
大雨、大風、局地的に降る大雨、内水、道路冠水などが起こり得ますので安心できません。
台風は、日本の近場で発生し3~4日で上陸し、大型化してきております。
土地に関しては、高台がよく標高が高いところで、谷に土を、盛ったところでない場所が良いと思います。地震対策は、それぞれの土地により揺れ方がかわりますのでその場所にマッチした対応をしていくといいと思います。
地盤が弱いところは揺れが少ないのですが、地面の
液状化などが起こることもあります。
地盤が強いところは揺れやすいです。
車が走る時の段差など通る際、振動がすぐ伝わるところは硬い地盤です。
やわらかいところは振動を吸収しますので伝わるのは遅いです。
軟弱地盤では、地盤改良して、地震の時に、
重みで家が下がらないようにすることが大切です。
土壌汚染など対策して、液状化にも対応する地盤改良もあります。
今では、新築時は必ず地耐力調査をして、基礎の仕様、地盤改良で
の杭の施工を検討するようになりました。
地震に強い家は木造でもつくれる?
住宅の工法には、いろいろな作りかたがあります。
ピン工法、ラ―メン構造、木造軸組みなどがあります。
この中で、昔からある材来工法は、大工さんであれば施工可能です。
また、古来のやり方を進化させた作業内容、構造材の組み方、金物の使い方
により、性能を大幅に上げることができるようになりました。
筋交いに頼っていた、耐力壁を、柱の外側に地震に強くする面材、外壁廻りに
板をはり、筋交いを併用して壁倍率を上げる。
1階、2階の床下地を厚い板にして、剛性を出す。
耐震金物を多用する。既定のN釘を使う。
筋交い金物、ホ―ルダウン金物、柱の上下に留める金物、
継ぎ目に使う金物、それらを融合して、木造でも構造計算をして、
安全の根拠を確認します。
「うちの建物は安全で、地震にも強いです」と言う担当者さんに、
「どのような根拠で安全か?何か資料がありますか?」聞いてみて下さい。
構造計算をしていない場合で、そのようにお話する方は、
経験で物を言っていて根拠がないので、安全の根拠を教えてもらいましょう。
断熱材にはお金をかけるところです
ここは、暖かい家、涼しい家、住み心地が良い家になるか、ならないかの、
重要なポイントです。
冬場の工事中に玄関を入ると、ほっぺがほんわかする家は、
断熱工事がきちんとしていると思います。
造り手がきちんとしていれば問題なのですが、正しい施工の方法を、
わからない、知らない造り手がまだ多くいます。
確かめる方法は、「省エネ講習会を受講していますか?」と
聞いてみて下さい。
断熱性能が高い家を、創る場合に必要な講習です。
この講習を受けずに、施工している会社もまだまだたくさんあります。
せっかく建てる家が、快適でないと家を建てる価値がありません。
あとあと、冷暖房費が抑えられる家と、費用がかかる家では
初期投資の建築費は同じであってはいけないと思います。
少し費用は掛かるけど、光熱費が抑えられることは、
あたりまえのことなのです。
現在建てている、家の光熱費がかかりすぎるのは、
建てるときに断熱工事、南側に日よけが無い大きな窓など。
通風、日射のこともよく考えて設計することが必要です。
2021年4月からは、建てる家の断熱性能が、
基準に適合しているか、していないかの説明も義務化されました。
誰も、適合していない寒い家、暑い家は欲しくないと思います。
落とし穴は、図面では断熱基準をクリアしていても、施工が
きちんとできていない場合は、隙間が多くC値が高い家になります。
災害時、停電により暖房、冷房が使用できない時でも、
保温効果が高いために少ない熱量で暖を取ることができます。
いかがだったでしょうか
災害に強い家を建てていく場合には、土地の立地、建物構造、断熱
に十分留意して検討していくことです。
どこで家を建てるか解らない時には、
「構造計算をして、家の安全が証明できるか?」
「長期優良住宅の認定はとれるか?」
「断熱講習会を受講しているか?」
「省エネ義務化の説明時、適合している根拠を説明してくれるか?」
「気もちよさそうな家を建ててくれそうか?」
「建てる家は、省エネ基準に適合しているか?」
「気密検査の平均値はどれくらいですか?」
またその説明を契約前にしてくれるか?
聞いてみて下さい。上記の質問は、きちんと施工している人なら
全部答えられる簡単な内容です。
あとは、担当者、責任者との相性です。
今一度、ハザ-ドマップをみて自分たちの住んでいるところの
被害想定も知っておくことも重要になります。
分電盤を2階に設置して有事際に使えるように工夫しています。
建設的手法で、木造住宅でも災害に強い家づくりは可能になりました。
そんな熱い思いの人と家づくりを楽しんでください。
家づくりの際に、お役立てください。
青山都市建設は自然素材を取り入れた気持いい、木心地がいい
家づくりをする地域密着な建設会社です。
土地から探す家づくり、ワンストップで提供できます。
住まいと、暮らしのお手伝いの総合窓口です。
既存住宅の状況調査(インスペクション)も診断でき、
不具合があれば修補して保険にも入れます。
売却専門の不動産査定、独自の販売戦略・売却のスペシャリストがおります。
営業エリア=我孫子市・近郊(1時間内)
初代 足立 右幸
二代目 足立 剛(現社長)
1985年3月に創業し2代に渡り歩んで参りました。
現在、2代目社長が奮闘しております。
厳選した紀州材の構造材、内装材は自然素材にこだわった
木心地いい、気持ちいい、暖かい住宅です。
冷えすぎず、暑すぎず、居心地いいです。
赤ちゃんから、おじいちゃん、おばあちゃん、お住まいになる方が、
ヒ-トショック、シックハウスにならない家づくりです。
長期優良住宅、構造計算を標準として、全棟気密測定
・低炭素住宅・省令準耐火、全館空調、オーパスの
室内塗り壁、外壁塗り壁・内側のセルロ-スファイバ-と外側のW断熱で
物持ちが良く、高断熱、高耐久、高耐震な家を創っています。
標準仕様に太陽光システムを乗せれば、
ZEH・ゼロエネルギ-住宅になり、光熱費を削減し家計に優しいです。
土地建物売買・賃貸受託管理・賃貸リフォ-ム
・相続対策・建築コンサル、困りごと、
草刈り、空家見回り、空家管理、お気軽にご相談下さい。