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2020.02.20

きちんと断熱された家に住みましょう

おはようございます。
二月ですからまだまだ、寒暖差があり、油断すると体調不良に陥りやすいです。
今日は、不動産の査定をしてから午後は都内まで講習です。

では本題に入ります。
新築住宅で寒い思いをしないようにしていただきたいです。
今年はそうでもないのですが、温暖化の影響で
夏は酷暑、冬場は寒くなる傾向です。
雨風がしのげればいいと言われ家づくりしていたのは、もう昔のお話です。
今は、エネルギー消費が少ない家、暖かく、寒すぎない家が、主流になりつつあります。

 

断熱が普通の家

 

我孫子市で創業34年 W断熱と塗り壁で創る
自然素材の家が大好きな 青山都市建設 代表の 足立 剛です。

よく、予算から入りお話を進めていくと、
「暖かい家に住みたいけどうちは普通でいいです。」と言われることがあります。

普通とは?
建てる側の考え方に、ものすごく幅があると思います。
まさか、普通で、壁に50ミリのグラスウールを使う方はいないと思いますが、これは、昔の基準です。
床の断熱材の3センチのものも、今だに販売されています。
そんな仕様で、建てている家もあります。
これでは断熱の容量、性能不足な為、家の中は温度差がある家になります。
分かりやすく言えば、玄関に入ったら寒いと感じる家です。
今の、普通は、温熱等級4以上が普通です。
国の省エネ講習も、この等級4を施工する内容でテキストも作られています。
構造と断熱は後で、直す時大変な工事になるので、新築工事では、ここの予算は、削らないでほしいところです。
家を建てる時は、温熱環境は、特に譲れないのです。

 

断熱性能がいいと、医療費削減も可能?

近畿大学の岩前教授のお話で、暖かい家と、寒い家の病気になる可能性も差があるというのです。
温熱環境が良い家に住むと、年間医療費年/約3万円マイナスされます。

暖かい家の暖房費は、年間約25,000円
昔の家の暖房費は、年間約100,000円
ここで差額が 年/約75,000円
医療費削減入れると、年/約105,000円
断熱性能を上げるために100万円プラスしても、10年で元が取れます。

血圧が安定して、ヒートショックの心配も無くなり、健康で長生きできますね。
初期投資が、少し大変ですが、後ーを考えますと、納得していただけます。
建物を見積だけで決めては、いけません。
断熱の仕様、窓の仕様、この家が、どれくらいエネルギーを使うかで、決めて下さい。

 

長期優良住宅でも作り手次第です

長期優良住宅で設計、施工していても、作り手が断熱材のことを正しく理解していない場合があります。

  1. 断熱材は隙間なくいれる
  2. 断熱材は濡らさない
  3. 断熱材は連続させる
  4. 貫通部、コンセント廻り、筋交い部分は気密に注意する
  5. 壁を先に工事する
  6. 天井を先に進め、下地材を貼っているところは注意です

まだありますが、これでさえできていないところもたくさんあります。
断熱材の工事は、断熱材の特性を正しく理解して、正しく工事して初めて高断熱住宅になります。

 

依頼先の決め方

では、どのようなことを聞いてみれば、その工務店はできるかどうか?の判断材料は、何か?
まず、長期優良住宅ができるか?
次に、省エネ講習は受講済みか?
ここで脱落する会社も多くあります。

 

いかがだったでしょうか

高性能な家も作り手次第で良しあしが決まります。
大切な家を結露や、断熱不良の家では健康に暮らせないだけでなく長持ちする建物の寿命も短くなり、負債になる家になります。
そこで依頼先には、断熱講習受講済みか?必ず聞いてみて下さい。
これで、そこの会社に頼んで良いか悪いか判断ができます。
それくらい知っている方に家づくりはお願するべきだと思います。
家づくりの際お役立て下さい。