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2017.01.12
耐力面材について
外部の面材には、構造用合板や、ダイライトなどあります。
木造軸組みを強化するため外壁廻りに貼ります。
今回は、耐力壁について解りやすく説明します。
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
当社の標準仕様の外部廻りの耐力面材はダイライトです。
地震対策、建物の長寿命化を図るために使用しております。
また、湿気を透湿しますので、壁の中に湿気がこもり、
結露の心配もなくなります。
良く外部廻りにベニアを貼っているのを見かけますが、
内断熱の場合、特にグラスウ-ルの場合は、断熱材の施工に、
注意しないといけません。
隙間があると、そこお通って、外部に貼ってあるベニアの内側に、
湿気がこもります。
この湿気は、ベニアなので抜けずにそこに留まります。
これが、壁の中の結露を引き起こすことになります。
気づかないうちに、柱、木材が腐ったりもしていき、
建物寿命が、短くなります。
特に、2X4工法(柱梁が無く、ベニアを壁にして建てていく施工法)
でやっている会社さんは、内部の断熱施工を
きっちりやっていないと、耐震力劣化など致命傷になります。
これは、壁のベニア部分を構造耐力壁としているからです。
一方当社標準のダイライトは、湿気を通しますので、
壁の中の結露は、ほぼございません。
外壁が仕上がると目に見えなくなりますが、
見えないところにも適材な物を使い、建物の長寿命化を
約束しております。
断熱材の施工も、省エネ講習会受講済みの大工さんのみ、
施工しております。
ポイントは、お願いする会社さんに「断熱講習受講済みですか?」と、
聞いてみて下さい。
家づくりを頼んでいいか?の判断材料になります。
家づくりする際に、お役立てください。