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2017.01.20
新築工事の坪単価
家の価格を出す際に坪単価というものがあります。
坪単価は、家にかかる費用÷建物の面積で表します。
坪単価についての見抜き方を解りやすく解説します。
坪単価の基準
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
この坪単価と言うのは、各社いろいろな基準があり、
ル-ルを決めています。
安く見せるために、ハウスメ-カ-は、施工床面積で
坪単価を出しているケ-スが多いです。
例えば、床面積30坪で、施工床面積35坪として、
本体価格2000万だと、
2000万÷35坪=571、000円
これが、ハウスメ-カ-の坪単価です。
安く見せるために、建物の箱のみの価格とし、
屋外付帯設備工事、 諸費用等は含まずに記載しているところが多いです。
完成価格で無く、住める状態でありません。
総額は、どんどん増えていきます。
一方、我々工務店や、大工さんが請け負う場合は、
家の費用=家にかかった費用=本体+付帯工事+諸経費
と考えているところが多いです。
本体、2000万 諸費用400万で、合計2400万だと
2400万÷30坪=80万 総額の坪単価表示です。
これが住める状態の坪単価です。
同じ家の間取りでも、業者によって、坪単価に含まれるものが
まったく異なります。
坪単価の安い、高いで比較検討していると、
後で、勘違いがおこります。
付帯工事、諸経費が計上されてないので、
実際は、大幅に高くなってしまいます。
外の排水工事や、建築確認費用、銀行-ロ-ン諸経費などは必ず必要で、無いと家づくりが成り立ちません。
ですから、坪単価×建てたい坪数で、計画するのでなく、
自分の決めた総額と月々返済はいくらになるのか? で計画することをお勧めします。
家の仕様が全く異なる場合は、信頼できるプロに相談してみてください。
家づくりする際に、お役立てください。