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2017.01.19
建設業界の今の標準と、昔の標準との比較
これから家を建てる人で、「家は、標準でいいです」と言われる方が、
ほとんどだと思います。
現在の標準仕様と、昔の標準仕様について解りやすく説明します。
写真をいれる
・標準仕様とは?
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
今の住宅内装標準仕様というのは、
床は、ベニアで作った合板フロ-リング
壁、天井は、量産ビニ-ルクロス
で、提案されます。
ビニ-ルクロスと、合板フロア-が、当たり前になってしまっていて、
「今住んでいるとこと同じだから」と不思議でなく、
「その他の材料を知らないし、考えたこともない」という
人もいます。
これが、今の標準なのです。
・昔の標準仕様とは?
昔の日本の家屋は、
無垢の木材、土の塗り壁、和障子、襖、木製サッシ、無垢の床板、
わら床の畳で、創られていました。
自然な素材で作られていたので、家自体が呼吸していました。
当時、新建材、合板フロア―、量産ビニ-ルクロス、ボンドもなく、
シックハウス症というものは、ありませんでした。
高温多湿の夏の過ごしやすく考えられて、屋根の軒の長さが適度にあり、
日射を遮蔽して、障子、襖で風通しがいい家でした。
これが昔の標準です。
・住宅政策の転換
オイルショック以降、日本は、高度経済成長していきます。
夏型の家づくりからの、転換で早い安いと、新建材がでてきました。
この流れで、今では、工場で作られた、新建材、合板フロア-、
量産ビニ-ルクロスが主流になりました。
そのおかげで、
襖屋さんが、クロス貼り工事もするようになっていましました。
この流れが、いまでも続いており、3千万円もする家も、
新建材合板フロア-量産ビニ-ルクロスが、標準仕様の住宅会社が、
ほとんどです。
・家づくりで失敗しないには?
今の住宅業界の、標準仕様は、新建材です。
シックハウスを引き起こす原因にもなりかねません。
また、ハウスメ-カ-で「自然素材を使いたいのですが」と、
言うと「できませんか」、ものすごい金額で工事する場合があります。
やりたくないのです。
例えば、無垢の床は、一枚一枚はります。
合板フロアの施工の倍以上以上時間がかかります。
工期が延びるとか、素材を知らないので、間違った施工をしたり、
反ったりした時の対応ができないようです。
地場の工務店は、素材を知りつくしていますので、できます。
素材のメリット、デメリットをお伝えして、反った時の対応、
へこんだ時の対応ができます。
後は、家を建てようと思った時には、素材のことを、知ったほうが
いいです。後で後悔しても仕方がないので。
家を建てるときは、昔の標準の無垢材、塗り壁で、
検討してみてはいかがでしようか?
家づくりする際に、お役立てください。
青山都市建設は自然素材を取り入れた気持いい、木心地がいい
家づくりをする地域密着な建設会社です。