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2017.02.04
セルロ-スファイバ-断熱材
住宅の断熱材には、グラスウ-ルを始め、結構種類があります。
その中で、自然素材系のセルロ-スファイバ-について、
解りやすく説明します。
風の通る家
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
昔ながらの、日本の家づくりは、夏涼しく過ごせるように、
風を多く取り込めるように、窓が大きく、窓を空けたら、
反対側も窓という感じで、通風が良かったと思います。
しかし、戦後の高度経済成長期の家づくりは、冬暖かく、
過ごせるように風をさえぎった、隙間の無い家づくりに、
変わってきました。
コスト重視の家づくり
室内外の温度差を緩和するために、安価なグラスウ-ルが、使用され
その結果、きちんとした施工ができてなく、壁体内結露が起こる
ようになり、この結果、建物の重要な、土台、柱などの腐れや、
シロアリの食害をうけるようにもなり、家の寿命に大きな影響を与えました。
当時は、グラスウ-ルをただ、入れればいいという考え方で、
これも、防湿層が、連続していなく、室内の湿気が壁の中に
入り込んで結露を起こします。
・生涯にわたって快適に暮らせる家のために
今日では、施工技術も進歩し、コスト重視の短命な量産型住宅は、
見直しされつつあると思います。
しかし、そういった住宅は、風通りはいいとは言えません。
昔は、高温多湿な日本の気候に合う、
家づくりをしていました。
土壁を例にしますと、湿気が多い時は、湿気を取りこんで、また湿気が
少ない時は、放湿しているので、結露を起こしにくくしていました。
グラスウ-ルは、湿気を取りこむと、放湿できません。
壁体内に、溜まった湿気は、外に出せません。
だから、セルロ-スファイバ-をお勧めしている理由です。
壁体内結露を防ぐには?
壁の中の結露を防ぐには、断熱材の正しい施工をする。
断熱材を隙間なくする。
防湿層を連続させる。
ということです。
壁体内結露を防ぎ、長持ちする住宅を建てるには、吸放湿効果がある、
断熱材、セルロ-スファイバ-を使用することで、壁体内結露を防ぎます。
確かな資産のために
セルロ-スファイバ-の工事は、
専門工事店が、セルロ-スファイバ-の吹き込みをします。
隙間なく、ぱんぱんに、充填されており、
断熱欠損がありません。
このことで、
壁体内結露を防ぐと共に建て物の寿命を、大幅に伸ばすことができます。
長期的な資産になり、22年で建物評価ゼロはなくなり、
住み継がれる家になります。
さらに、セルロ-スファイバ-には副産物があり、
断熱効果はもちろんのこと、防火、防音、調湿、防虫効果も
あり製造エネルギ-が少ない、自然素材でもあります。
セルロ-スファイバ-は、土壁にならった、最高の断熱材です。
家づくりの参考にしてください。