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2017.04.14
ちば木セミナーで、東京木材市場の無垢の建材の見学
普段は、見ることがなかなかできない、市場の見学に
当社も所属する、
ちば木造ネットワ-クのセミナ-を兼ねて行ってきました。
魚では、築地市場、木材は、新木場、浦安など、
市場があります。
材木屋さんしか入れません。
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
市場は、一般の方がいっても直接買うことができない
システムになっております。
商材の流れはこのようになります。
市場→材木屋さん→工務店もしくはユ-ザ-様になります。
市場で材木屋さんが、買い付けて、
お店に運んで商品を販売するような感じです。
材木屋さんの目利きにより、買う方がお安く提供できると思います。
具体例は、例えば銘木のケヤキのテ-ブルにするような
大きな板があったとします。
ユ-ザ-が仮に買えたとしても、相場も解らないと、市場の言い値で
買うことにもなりかねないのです。
専門的なことは、もち屋に任せて行う方がたいていが、うまくいきます。
材木以外でも、魚、野菜、なども市場から、販売店に販売される
システムも同じことでうまくいく秘訣は、専門屋さんに任せることです。
木造住宅の専門は地場工務店
木造を取り扱うのは、地場の工務店の方が、
大手ハウスメ-カ-より大変優れています。
木のことを知りつくしたプロが、家づくりに使う材料を吟味して、
(目利きして)創られていきます。
自然素材の、無垢材、珪藻土、しっくいなどもお手のもんです。
1棟、1棟、真心こめて、作り上げていきます。
確かに、無垢材や、自然素材を扱うと、お時間が余計にかかります。
床材も、無垢材は巾の広いものはありません。
だいたい、105~120ミリの幅で一枚、一枚貼っていきます。
新建材の床は、巾が30センチ以上あります。
無垢の床貼りでも同じ面積を貼るのに3倍時間がかかります。
壁の珪藻土も、下地処理(ボ-ドの継ぎ目処理、ビス穴処理などして)
マスキングして、左官仕上げして、乾かしますので、ビニ-ルクロスと比較すると、2倍以上時間は、かかります。
自然な素材を上手く、大事に使うのが地場の工務店なのです。
いかがでしたか?
市場のシステムの内容、木材を扱うプロの工務店の
お話でした。
地場工務店は
本物の木材を、真心こめて、大事に使います。
無垢の木は大事にお手入れしながら使うと、物もちも大変いいです。
家づくりする際に、お役立てください。