ブログ
2016.07.01
自然素材でつくる 塗り壁の家
家の中の壁は、何にしようかと選択に迷ったことはありますか?
例えば
古民家みたいな白い壁がいい。
壁に板を貼りたい。
マンションの壁みたいな感じとか、
たくさんあると思います。
そんな中で、室内の空気の質を上げるいい材料があるので、
今回は塗り壁について解説したいと思います。
一般的な仕上げ材料のビニ-ルクロス
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
建物の内部の壁の仕上げ材にはいくつか種類があります。
壁、天井に 板を貼る。
壁、天井にビニ-ルクロスを貼る。
天井に布のクロス、壁に塗り壁で仕上げる。
天井、壁を、塗り壁で仕上げる。
まだほかにも組み合わせはありますが、
まあだいたい、このような感じです。
日本で建てる住宅のほとんどが、ビニ-ルクロスが現状です。
施工が楽で、早く工事が終わることも原因があるようです。
お客様も、塗り壁、布クロスの存在をご存じない方も多いかと思います。
予算も有りますが、2000万の家でもすぐ破けるビニ-ルクロス
には、少し考えものです。
自然素材の塗り壁
全ての壁、天井を左官で仕上げるつまり塗り壁で仕上げることは
予算もさることながら、最高ですね。
この塗り壁の特徴は、湿気を吸ったり吐いたりして調湿効果がある
ということです。
梅雨時には、湿気を吸ってくれます。
また、乾燥している時は、湿気を放出してくれたりもします。
すごいのがもう一つ、空気中の汚染物質を吸着分解してくれる。
つまり、良く耳にする、家具、カ-テンなどに含まれる
ホルムアルデヒドを分解して、空気環境が良い状態になるということです。
また冬場の窓ガラスの結露も調湿作用で起こりにくいです。
この調湿作用でカビが生えにくい室内環境が実現します。
健康で暮らす上で、湿気、空気のことも大切なことです。
昔の家のように今の家は隙間があまりありません。
気密性が上がっていることで、空気環境がとても重要と考えられます。
自然素材の塗り壁のコスト
全部塗り壁にしたいといっても、ビニ-ルクロスよりも
材料、左官屋さんが塗る施工費も正直安くはありません。
クロスの3倍から5倍も高いです。
ただ、8年~10年位しかもたないビニ-ルクロスと、
数十年持って、機能性がある塗り壁、どちらの方が得かと思いますか?
塗り壁の方が断然お得です。
住み心地も、空気環境も断然違います。
なぜなら、呼吸する壁によって、湿気を取り除いたり、出してくれたり、
空気中の有害物質の分解により、空気環境がいい状態が保たれて、
体のストレスが少なくなります。
また、お住まいになる方の健康寿命も延びるといわれております。
塗り壁でお勧めする理由
空気中の有害物質、いやなにおいを分解してくれる。
深呼吸できる。
耐久性がある。(物もちが良い。)
アレルギ-が起こりにくい。
自然素材の家にマッチングする。
工場で生産された建材よりも癒しの効果が得られる。
これらのことで心地よく、健康に暮らせる。
塗り壁のパタ-ンが壁面によって違う表情見せ世界で1つの壁になる。
ビニ-ルクロスにはない効果があるからこそお勧めしている理由です。
自然素材の塗り壁のコスト
前にコストについてふれていますが、確かにビニ-ルクロスの
3倍から5倍します。
熟練の左官屋さんがハンドメイドで施工していき、
下塗りして、仕上げ塗りして作業の工程がクロスを貼る作業よりも手間がかかります。
しかし、仕上がりの表情がビニ-ルクロスにはない世界で一つの壁になり、
また、癒しが得られます。
「ビニ-ルクロスはちょっと」とお考えの方は、
信頼できるプロに相談してみて下さい。
良い自然素材系の塗り壁を探してくれます。
いかがでしょうか?
自然素材で創る、塗り壁の家
たくさんある材料から選別して、コストと相談して
その材料を使用した時の効果を想像して、住まいづくりの時に
お役立て下さい。
また、プロのようにうまくできなくても、どこかの壁1面とか
塗り壁を自分でDIYしてみるのも良い家づくりの思い出になります。
青山都市建設は自然素材を取り入れた気持いい、木心地がいい
家づくりをする地域密着な建設会社です。