ブログ
2016.12.24
注文住宅の上棟
土台敷きが、終わると次の工程、上棟へ進んでいきます。
木造在来工法の場合は、柱を建て、横の材料を柱の上に乗せて
2階の柱を建てて、屋根を納めていきます。
今回は、上棟について解りやすく説明します。
注文住宅の上棟
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
解体、地鎮祭、基礎を完工させて、土台を敷いて、数日後に、上棟します。
地域により、いろいろな呼び方があります。
棟上げ、建前など。
日本の建物の新築時に、行う祭りごとになります。
最近では、大手ハウスメ-カ-は、ほとんどやっていません。
オ-ナ-不在で進捗していて、さびしいものです。
注文住宅なら必ずしてほしいです。
餅まきまでとは、言いません。
せめて、幣串(へいくし)を上げて、四隅の清め、は必ず、
お願いしたいと思います。
それと、子供さんがいる世帯には、必ず見ていただきたいです。
今は現場では、直会(なおらい)は、これもほとんどしていません。
(棟上げは神事ですので、最後にお神酒をいただき、食事をする行事)
よくやっているのは、お昼のお弁当を出して、棟上げ完了後
、四方固めをして、お祝いを渡して、お土産を持って帰ってもらう。
もうひとつは、
建物が、雨風しのげるくらいになってから、現場でやるお食事会は、
行いたい行事です。
費用はかかりますが、お子様世代にも、この伝統文化を、
伝えてもらいたいと思います。
物より思い出でです。
基礎屋さんは、棟上げでは、木組みを上にあがって、大きな木のとんかちで
たたいて組み立てしていきます。
柱の浮き、等があると基礎の水平がおかしいということです。
基礎屋さんは、自分の仕事が間違っていないことの確認もかねて、
上棟をします。
何も問題ない基礎を、大工さんに引き渡す日も棟上げの日になります。
朝8時から始めて、だいたい、17時くらいには、棟が上がり作業が、
完了します。
オ-ナ-様には、大変感動的な日になります。
棟上げの日時も、オ-ナ-様に合わせて決めており、
必ず、立会をお願いしております。
夢が、形になる晴れの日です、この一日位は、仕事の融通しましょう。