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2016.09.30
住宅のメンテンス
中古住宅でも、新築住宅でも屋根、外壁、設備機器、内装壁
床は、必ずメンテンスが、必要な時期がきます。
使う材料により、メンテナンスを少なくできたり
する場合も有ります。
今回は、使う材料ごとに、メンテナンスについて
解りやすく解説いたします。
屋根材の選び方
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
まず、屋根は、家の中で一番過酷な所です。
夏は、ものすごい暑くなりますし、冬は、雪が積もったり
寒暖差が激しいです。
なかなか、オ-ナ-様が屋根に
上がって確認するのも大変です。
屋根の種類には大まかに、カラ-ベスト、板金、瓦があります。
カラ-ベストは、軽量で、建物への負荷は少なく済みます。
最近の商品は、塗装の性能がいいものもあります。
ただし、再塗装のメンテナンスが必要です。
目安は、15年~17年くらいで1回になります。
板金屋根と瓦は、初期投資は種類にもよりますが同じ位です。
板金屋根は、20年越えない位に塗装が必要でカラ-ベストよりも
耐久性は高いです。
瓦の屋根材は、メンテナンスは、ほぼ必要ありません。
とても耐久性がある材料で、メンテナンスコストも低く済みます。
漆喰のお手入れ位で、瓦の塗装はしなくても良いです。
ただ、重いので、それなりの構造にすることが大切です。
予算との相談になりますが、お勧めは瓦です。
外壁のメンテナンス
次に外壁ですが、主に窯業系サイディング、ガルバニュ-ム鋼板(板金)
モルタル+塗装、EPS断熱材+塗装などがあります。
この中で窯業系サイディングが、メンテナンスの時期を多く迎えております。
厄介なのは、破損したら同じ材料が無いということです。
モデルチェンジが早いので、選定時は注意が必要です。
メンテ時は足場が必要になります。
メンテの時期も、15年超えない位に、目地(コ-キング部)
透明の塗料の塗装が必要です。
お勧めは、割れない壁材、EPS+塗装は、高耐久性な外壁材です。
この外壁は、柔軟性が高く、軽量で、震災でも割れは有りませんでした。
左官屋さんがこてで、仕上げる塗り壁と、吹き付け仕上げによる
二種類が選べます。
破損時、メンテナンスも、簡単にできます。
この材料のメンテナンスの時期は、約20年~25年になります。
比較的新築で建てた後のメンテンスが長い材料になり、また
断熱効果も高まるのでお勧めです。
床材のメンテナンス
室内の主な床材は、新建材の床(俗に言う合板フロア-)
無垢材のフロアがあります。
新建材のフロア-は、最近では、シ-トの商品が多く
木目を印刷されたシートを基材に貼ってあり、
工場で加工された人口の材料が主流になっています。
一方、無垢の床材は、工場で、製材して、実加工して
市場に並びます。
切って、加工しただけなので、添加物など入っておりません。
無垢の床には、新建材フロア-に無い機能があります。
フトンチッド効果 森林浴している効果があります。
調湿効果もあります。
湿気を出したり、含んだりします。
つまり、乾燥時湿気を出して、湿気が多い時は含んだりします。
季節を通じてからりとした床の感じがします。
また、無垢床は補修ができます。
内装の壁のメンテナンス
次に壁です。室内の質感で大事なポイントです。
ビニ-ルクロス、塗装、板貼り、左官による塗り壁が、主な仕上げです。
この中で、2点説明します。
ビニ-ルクロスは、メンテナンスありきでメ-カも商品化しており、
10年位から貼り替えが始まります。
調湿効果は、ありません。
左官による塗り壁は、珪藻土や、漆喰が主な商品になります。
一番心配なことは、ぼろぼろ落ちてこないの?ということです。
自然素材系ののりは10年前よりはるかによくなりました。
今の材料では落ちてきたりはしません。
この壁材も、室内の調湿効果や、有害物質を分解したりする
効果があります。
色の種類もお好みに合わせて種類が多くなってきました。
この色しかないの?ということは言われなくなりました。
また、耐久性が高いのでメンテンスも少なく済み、補修も容易です。
いかがでしょうか?
屋根材、外壁材、床材、壁材にメンテナンスついて解説しました。
何も言わなかったり、解らないまま契約すると
ハウスメ-カ-の希望する家になります。
家で使う材料にどのような種類があって、どんな
機能があるということは最低限おさえて下さい。
材料を選ぶ時には、メンテンスの仕方も、
信頼できるプロに相談してみて下さい。
また、マンションのように、修繕積立をしていくことも
重要だと思います。
青山都市建設は自然素材を取り入れた気持いい、木心地がいい
家づくりをする地域密着な建設会社です。