ブログ
2017.03.31
木造在来工法は強い?
住宅の骨組みには、主なものに、鉄骨、木材、があります。
木造在来工法の、骨組みについて解りやすく説明します。
木は、鉄より強い
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
木材は、鉄より強いですか?
絶対に鉄が強いと、思っている方がほとんどです。
答えは、
YESです。
鉄より、わずかですが強いです。
なぜなら、曲げる力をかけた時には、どうなるでしょうか?
鉄の場合は、曲げる力に抵抗できなくなったとたんに、ぐにゃりと
曲がります。
一方木材の、柱なんかはどうでしょうか?
鉄と同じように、曲げる力を加えていくと、ねばります、
最後は、折れてしまうのですが、最後まで粘りますので、
一気に壊れるということは無いのです。
万一の時は、木造の粘りにより、
急に倒壊せずに、じわじわ壊れていきます。
木は、実は火災にも強いのです。
鉄の場合は、限界温度になったら、急に曲がります。
木の場合は、火災時、解りやすく言うと炭になって、
8割くらいの強度を保ちつつ少しづつ燃えていくので、
逃げる時間が、確保できます。
急に、全て燃え尽きることは無いのです。
このことから、木は鉄より実は強いと言えるのです。
木材は、断熱性も高い
木材は、コンクリ-トの約10倍、鉄の約500倍、断熱性能が
高いことが言われております。
これは、木の繊維になかに、空気が含まれていて、
これが断熱効果を、発揮しています。
W断熱仕様の断熱材セルロ-スファイバ-は、紙です。
つまり、木からできており、高い断熱性があります。
また、木には、調湿効果も有ります。
湿気が多い時には、木の中にためて、乾燥してくると水分を、放湿します。
目に見えないところで、活躍してくれています。
自然素材の家にはよく合います
木材は、自然素材の家には、よく似合います。
無垢の柱、無垢の床、無垢の構造材、木に囲まれていると、
木から出ているフィトンチッドが、体にもリラックス効果を、
与えてくれます。
調湿する、内装材を使用するとさらに、効果的な、空気環境が、
良い空間になります。
強い間取りのつくりかた
少し難しいのですが、直下率と言うものがあります。
これは、1Fの間取りの上に、2階も同じ間取りがあり、
柱の上に柱がきちんと配置されていることです。
プランは、自分たちで創るのも楽しいですが、
途中で、信頼できるプロに見てもらってください。
これを、怠ると、地震に弱い家になります。
木造軸組みは、柱で、支えます。
当然に、下に柱が無い場合は、大きな梁をいれます。
これが、何ヶ所も有ると、耐震性が無い家になってしまします。
いかがでしたか?
木は、鉄よりも強い、木は、燃えにくい、木は調湿してくれる。
木は、断熱効果が高い、家の骨組み、直下率がある。
木造住宅は、地震にも強く設計、施工することができます。
信頼できるプロを家づくりのパ-トナ-に選んで、進めてみて下さい。
家づくりする際に、お役立てください。
青山都市建設は自然素材を取り入れた気持いい、木心地がいい
家づくりをする地域密着な建設会社です。