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2017.03.10
新築工事の配置の確認と、地鎮祭
図面の配置図をお渡ししても、オ-ナ-様は、ピンときません。
これは、大変難しいので、現地に地縄を張ることができれば、
プラン確定後、実際に張ってみます。
今回は、地縄張りと地鎮祭について解りやすく説明します。
地縄とは?
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
地縄は、建物の真ん中の線です。
これを実際に、建てる敷地に張ってみて、廻りの空きや、
隣の家の距離、など確認します。
地縄だと、皆様、「小さいね」と、言います。
基礎ができると立体的になり、少しイメ-ジできるようになります。
棟上げすると、上に大きくなりますので、さらに建物が大きく見えます。
地縄は、地鎮祭の前に確認申請に出している配置図を、実際に
現地に張って配置の確認の上工事に入る大事な施主の務めでもあります。
併せて、土地の基準の高さを承認します。
最近は、地鎮祭を省略する方もいるそうです。
私は、それは、どうかなと、思います。
土地の神様に、その土地に住まさせてもらう許可と
今後の家内安全、工事安全をお願いしますので、
省略は、反対派で、きちんと地鎮祭をしてもらう派です。
その土地にずっと住みますので、神様にお願いしておきましょう。
地鎮祭の準備
オ-ナ-様が用意するものは、
袋入りのするめとこんぶ、季節の野菜や果物を3品位
1升の日本酒、お塩、洗米、(湯のみ茶碗各一杯)
初穂料(3万~)
神社により、お供え物も用意もしてくれるとこもあります。
竹と、砂は、建てる建築会社さんが用意してくれます。(1万~)
初めてでわからないことは建設会社さんへ相談してみて下さい。
式は、30分位でおわりますが、
オ-ナ-様が参加する儀式が2つあります。
鍬入れの儀
これは、祭壇の脇に砂山がありますので、鋤で3回 「えいえいえい」と、
言いながら、三回、突き刺します。
次に玉串奉納です。
家族全員、1人づつ祭壇にさかきを、奉納します。(二礼二拍手一礼)
途中わからなくても、宮司さんが横から教えてくれます。
初めてのことで戸惑いますが、万全にサポ-トしてくれますので、
それほど、構えていなくても大丈夫です。
土地を先に買って、建築工事まで時間の余裕があるときや、所有権移転まで、
時間があって、売主さんの承諾がとれれば、張ってみて下さい。
現地でひもを1階の建物の大きさに張ってるんですが、
小さく見えると思います。
配置の図面との実際のギャップを、楽しんで下さい。
家づくりは楽しいですよ。