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2017.02.12
中古住宅の選び方
国の政策にも、中古住宅の活性化に本腰を入れています。
今回は、中古住宅について解りやすく説明します。
中古住宅の選び方
我孫子市で創業32年自然素材の家を創って
地域No1.を目指す 青山都市建設 代表の 足立 剛です。
中古住宅の魅力は、価格が安いことがあります。
しかし、何か目に見えない欠陥や、不具合があったらどうしますか?
そうならない為にいくつかのポイントがあります。
耐震性
昭和56年(1981年)6月以降の物件は、新耐震基準で建てられています。
これより前の物件は、耐震改修が必要になるケ-スが多いです。
雨漏り・シロアリの被害
木造住宅の劣化の原因は、雨漏りとシロアリの食害です。
そのままにしておくと、大事な骨組みが傷んでいきます。
天井裏に雨漏りの跡がないか?
床下の木部にシロアリの食害が無いか?
骨組み(構造)がしっかりしていれば、定期的な点検、外装、設備の
メンテナンスで住宅性能は保たれます。
建物のゆがみ
建具、サッシの開閉不良
床の傾き
壁、基礎の大きな亀裂は、建物の骨組み(構造)の
問題の現れです。
住まいのインスぺクション
中古住宅の売買が少なかった理由は、引き渡し後に、雨漏り、シロアリ
等の欠陥が発見されるリスクがあり、
売主、買い手側にも不安があったからです。
この不安を解消する為に、気に入った物件を購入する前に、
建物の診断を行い瑕疵保険に加入することができます。
条件として、昭和56年6月1以降の物件が対象になります。
不具合があれば、補修工事の後に加入できます。
来年は、インスぺクション済み物件が多く出てきます。
保険をかけておけば、売主、買い手も安心できます。
資産価値を上げるためするべきことは、
住宅履歴の登録です。
建物の図面、リフォ-ム工事の内容、点検個所の補修工事を
電子ファイル化する。
3年ごとに床下点検 シロアリ被害の有無
定期点検と、修繕で建物を維持することで、
将来、売却される際に、価格に反映されます。
いかがでしたか?
中古住宅を選ぶ時のポイントでした。
中古を見て、気に入って、現状で買う。
インスぺクションをしないで買う
こんな時代は、終わりました。
買主、売主も安心して取引できる時代です。
不動産屋さんも、進化してきていますので、
インスぺクション(現況調査)のことを聞いてみて下さい。
家づくりする際、お探しの際にお役立てください。